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すべての教科に繋がっている!? 高認国語勉強法!


突然ですが、国語は得意ですか?

「国語?日本語だし、いつも喋ってるし、勉強しなくたって余裕でしょ?」と思ってしまいがちな国語。ところが、意外にも苦戦してしまう人もいるのが高卒認定の国語です。では、どんなところでつまづいてしまうのでしょうか?

国語が苦手な方は、長い文章を読んでいると何が何だか分からなくなってしまう…という人が多いかなと思います。確かに混乱しますよね!そして、英語や社会科科目のように単語を覚えれば、数学のように公式や解き方がわかればスイスイ解けちゃう♪じゃないのが国語の辛いところ…。毎回、出題される文章は違いますものね、対策しづらいです。

ところで、平成29年度の試験から出題傾向がガラッと変わり、より実用的な読解力が試されるようになりました。

今回は、高卒認定試験国語の変更点と対策をご紹介します。

高認試験国語教科の構成

かつては大問4つ構成、現代文(物語文・説明文)で50点、古文25点、漢文25点という構成でしたが、現在は変更されています。
大問数も実施回によって変更しているので、大まかな傾向をお伝えします。

「漢字」


漢字の読み方や、同じ漢字を使用するのはどれか?という問題が出題されます。
例を挙げるならば、「一に会する」の「ドウ」と、「々・機・合・剣・児」の「ドウ」、同じ「ドウ」でも漢字が違います。
配点の低さと勉強範囲の広さを考えると、この部分に対する勉強はなしでも良いのではないでしょうか。

「短文読解」


1~2文程度の文章が示され、その内容や要約として適切なものを解答するという形での出題がされています。
「長文を読んでいると意味が分からなくなってしまう…」という人も、注意深く読んでいけば点数が取れるはずです。
諦めないで挑戦してみましょう!

「敬語」


1~2文程度の文章が示されて「正しいものを答えなさい」「間違いを正しなさい」という形で出題されたり、手紙などの少し長い文章から出題されることもあります。
仕事をしている人はきっと完璧ですね!


「文法」


現代文や古文、または古漢混合で出題されます。ほとんどが助詞や助動詞の意味を問うものです。
しっかり勉強しようとするとなかなかヘビーな内容です。本音をいうと、配点も2点前後と低いのでスルーしてもいいかな、と思ったりします。

「古文単語」

単語単体での出題は稀ですので、この問題だけの対策は必要ありませんが、古文の読解問題の対策は必要ですね。
単語はしっかり覚えておきましょう。

「課題文(資料)読解&会話文読解」


新聞や企画書・イラスト資料 手紙文などが提示され、その内容や改善点についての出題がされます。また、会話文はそれ単体で出されることと課題文・資料と組み合わせて出されることがあります。このジャンルの対策として意外と使えるのが「地理・現代社会の過去問」です。グラフなどの資料問題や、会話文も載っているので見てみてくださいね。(地理・現社も受験する人は一気に対策できますね。お得!)

「文章(長文)読解」


これぞ国語!という問題ですね。求められているのは読解能力です。本文に書いてある情報をしっかりと汲み取れているのかが問われています。
8月の第1回試験は説明文、11月の第2回試験は物語文が出題されることが多いようです。
長文読解の問題を解く際は真っ先に問題から読みましょう。事前になにを聞かれているのか知っている状態で読むのと知らない状態で読むのとでは、本文を読む際の集中力が変わります。重要そうなところには「」印をつけながら読むといいでしょう。
そして、接続詞に注意しましょう。「また」の次には追加事項、「よって」の次には結論、「しかし・だが・ですが」の後には今までの否定がくるというルールがあるので内容をつかみやすくなるはずです。
選択肢を選ぶときは、個人的な主観、意見はもちろんのこと、本文には載っていない情報(過去に似たような題材を取り扱った本やテレビ番組から得た知識)などは一旦忘れましょう。本文に忠実であることが大事です。

「古文漢文」


古文・漢文の配点は合計で30点です。
別の内容の2つの文が並べられることも、古文と漢文で似たような内容を読み比べることもあります。
古文は出題されないときもあるのでまずは漢文の学習から取り掛かるのが良いですね。
漢文はレ点や一・二点といった返り点の仕組みを覚えて、読み方をしっかり学習しましょう。
問題自体は難しいものは多くありません。返り点を覚えて書き下し文が書けるようになれば、内容を把握できるようになっていきます。ゆっくり落ち着いてやってみましょう。(パズルのように楽しめるといいですね♪)
古文はおおよその内容を理解できているかを問う問題が中心になります。誰がなにをしたかということが分かるだけでも得点アップに繋がるのが特徴です。古文は主語が省略されていることが多く、またその省略されている主語は誰(何)かという問題も出題されることがあります。 高認試験の古文対策は何よりも古文単語を覚えることです。単語がわかれば、おおよその意味が取れるので解答の際に選択肢を絞りやすくなります。
古文と漢文に共通して言えるのですが、本文の最後に書いてある注釈が問題を解く上での重要なヒントになっていることが少なくないのです。こちらにも、しっかりと目を通しておきましょう。

まとめ

国語は、すべての教科の基本と言われています。国語の点数が取れるようになると、他教科でも点数が比例して伸びることがあるのです。
すべての教科の問題は当然日本語で書かれてあります。国語の問題が解けるようになると必然的に文章を読む力や理解力が上がっているので、他教科の点数アップにも繋がるのです。
読む力や理解力を伸ばすには、普段から本や新聞で活字に慣れていることが大切になります。日常生活の中に読書をする時間をプラスしてみてください。勉強の気分転換にもなるかと思います。

短期間でぐーん!と伸びる科目ではありませんが、コツコツ頑張ってみてください。きっと良い結果がでますよ♪

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