「目標のため、夢のために高卒認定試験を受けたいけれど数学は苦手」という人は多いのではないでしょうか?
数学というのは、理解することと暗記することの両方が必要になってくるという少し面倒な科目です。
高卒認定試験の数学の勉強をするときに、いきなり自力で過去問を解こうとしてもうまくいきません。思ったように解けない苛立ちで、ますます数学の勉強がイヤになってしまうということもあるでしょう。
では、高卒認定試験の数学はどのように勉強するのが効率的なのでしょうか?
高卒認定試験数学の出題傾向と対策
高卒認定試験の数学は現在のところ、毎年決まったパターンで大きな問題が6問出題されます。
その内訳は【式の計算・方程式・関数・関数・図形・図形】となっています。
まずは高卒認定試験対策として、この範囲に的を絞って学習していきましょう。
例えば方程式なら方程式、関数なら関数だけというように、集中して学習するのが効果的です。
決まった範囲の理解度を深める学習法で、短期間で実力を上げることができますよ。
数学は「急がばまわれ」
たとえば、一次方程式が理解できていなければ二次方程式を解くことはできないもの。
数学は「基礎の積み重ね」ですから、何もせずにいきなり難しい問題が解けるということはありません。
まずは自分の力量を知ることが大切です。中学レベルの数学でつまずいてしまっている場合は、中学生向けの数学ドリルから取り組むのが良いでしょう。
中学レベルからでは高卒認定試験への道のりは遠く感じるかもしれませんが、「急がばまわれ」です。
簡単な問題からどんどん数をこなして解法を身につけ、計算力を高めていきましょう。
「先に答えを見る」という勉強法
数学対策をするなら、まずは基本的な公式を暗記して使い方をマスターすることが大切です。
最初は例題に書かれている解き方を見るか、先に答えの解説部分を見てしまうという学習法もあります。
解法や解説を自分の頭のなかでしっかりと噛み砕いて理解したあとで、問題を自力で解いてみてください。
この方法で問題がクリアできたら、類題を自力で解いて練習を重ねていきます。
先に解説を読んで理解しそれから問題に取り組むことで、短い期間で理解度を深めることができます。
ついつい苦手意識を持ってしまいがちな数学も簡単な問題から考え方を身につけていきながら、効率のよい勉強方法を選ぶことで一気に学力を高めることも可能です。
目標のために努力して学習を積み重ね、数学の苦手範囲をどんどんつぶしていきましょう。
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