高卒認定の合格点は?科目別の過去問対策と勉強法


高卒認定の合格点は?科目別の過去問対策と勉強法

高卒認定試験(高認)は高校卒業と同等の学力を証明できる国家試験です。
合格点は公表されていませんが、これまでの傾向からおおよそ40〜45点で合格するケースが多いと考えられています。
確実性を高めるために、各科目50点以上を目標に学習計画を立てるのがおすすめです。

まず知っておきたい:試験形式と合格点の考え方

  • 出題はマークシート方式。選択肢は4〜6択が一般的です。
  • 合格点は非公開のため、50点目標で安全圏を確保しましょう。
  • 科目合格は次回以降も有効(有効期限なし)。少しずつ積み上げでOKです。

科目別の目安と対策

以下は、はじめて学ぶ方にも取り組みやすい重点ポイントです。過去問で出題傾向をつかみ、50点超えのラインを狙いましょう

国語
現代文の読解を先に固めれば、40点超は十分ねらえます。
語彙と古文単語を少しずつ覚えます。古文は助動詞と敬語、漢文は基本の返り点だけ先に押さえます。
まず設問を先に読み、「何を聞かれているか」を確認してから本文を読みます。段落ごとに要点と指示語・接続語をチェックします。資料読み取りは問題文と資料を往復し、数値の大小・増減・単位を確認して消去法で絞ります。
数学
数学が苦手な方は、まず基礎の理解から始めます。
間違えた問題は同じ問題を繰り返すことで定着します。
出題の中心は基礎計算+一次・二次関数+因数分解です。ここを優先すれば40点超が狙えます。
最小限の公式を覚えてから演習に入ります。一次・二次関数はグラフの特徴だけ素早く読めるようにします。解く順番と時間配分を決め、最後に見直し時間を必ず確保します。二次関数と三角比は出題が多めなので、ここで数問拾えるように先に慣れておくと安心です。
英語
試験までにできる限り英文読解力・単語・英熟語の習得を強化していきましょう。
試験問題は、長文読解の問題以外で60点後半の点数を狙うことができます。
長文読解以外の範囲で確実に正確な解答を出して合格点を狙うことが理想的です。
ただし、長文読解やその他分からない問題があっても必ず選択肢は埋めて解答しましょう。
学習してきた英文法と単語・熟語を思い出して、問題の英文と選択肢を良く読んで正しく意味を理解していきましょう。
高卒認定試験では、英訳ではなく英文を和訳して答えを出す問題で作られています。そのため「英文読解力」が求められます。
英文の語順や文の構造を正しく理解できると試験問題が解きやすくなります。
単語を知っておかないと解けない問題もあるので、まずは英文の語順や文の構造の理解を深めてその学習で出てきた単語や熟語は必ず覚えておくようにしましょう‼
試験問題は、長文読解の問題以外で60点後半の点数を狙うことができます。
過去問題の英文読解と単語・英熟語を覚えて50点以上は確実に取れるように繰り返し解いていきましょう。
歴史
日本史は江戸時代以降、世界史は18世紀以降が出題の中心になります。年号の丸暗記よりも、出来事の原因・経過・結果を筋道でつなぎ、同時期に各国がどう動いたかを横に並べて整理しましょう。
どの出来事がどの国・地域の話かを正しく押さえれば、点数は伸びます。
まずは規定時間以内に合格点をとれるよう演習を重ねていきましょう。
間違えた問題は、何を知らなかったのかを解説で特定し、用語カードに一行で追記して当日・翌日・一週間後に復習します。演習は本番時間を意識し、取りやすい設問から解答して最後に見直し時間を必ず確保します。暗記は一度では定着しません。小さな復習を繰り返して本番に臨みましょう。
地理
地理は表・地図・グラフの読み取りがカギです。用語の丸暗記よりも出題パターンをつかむことが先決で、最新年度から過去問を回せば点は伸びます。読み取りの型ができれば、40点超は十分にねらえます。
令和6年度以降の「地理」は、おおむね旧・地理A相当の範囲です。得点しやすいのは資料読解なので、地形図は等高線・縮尺・方位を素早く確認し、統計は単位・割合・増減、グラフは軸と凡例を起点に読み取る練習を重ねます。設問と資料を往復して根拠に印を付け、制限時間内で解く訓練をしておくと本番で安定します。
公共
公共は用語の暗記だけでなく、資料を読み取る力が得点のカギになります。
知識を問われる分野の出題範囲は広いので、まずは政治分野と経済分野の仕組みから優先して固めましょう。
出題傾向を過去問でつかめば、確実に合格点に届きます。
文章量が多く時間切れになりやすい科目です。過去問は必ず時間を計って解き、設問を先に読んでから本文に入りましょう。傍線部・空欄の前後の文脈を丁寧に確認し、選択肢は消去法でしっかり削ります。資料問題は見出し・凡例・単位を先に確認し、本文と資料を往復して根拠を見つけます。日頃からニュースや新聞に触れておくと、時事と用語の対応が速くなり、読み進める速度も上がります。
科学と人間生活
科学と人間生活は、日常生活と科学をつなげる基礎的な問題が中心です。興味のある分野から取り組んで良く、過去問を繰り返せば40点超えは十分可能です。
文章量が多いため、設問を先に読んでから本文に目を通す方法が効果的です。図表問題では「軸・単位・凡例」を確認する習慣をつけましょう。一部に計算問題もあるため、公式の暗記と図の読み取りを押さえることが合格への近道です。
生物基礎
生物基礎は暗記中心で得点が安定しやすい科目です。興味のある章から始めても良く、過去問を活用すれば40点以上は十分に狙えます。
図やグラフを使って整理すると理解が進みます。特に細胞・DNAと遺伝情報・生態系といった頻出分野を優先的に学習し、用語とイメージを結びつけることで得点力が伸びます。
化学基礎
モル濃度計算・化学反応式・元素の性質が得点のカギ。基本パターンを押さえれば安定して40点以上を狙えます。
過去問で出題傾向をつかみましょう。周期表や反応式の暗記事項はカード化して短時間で繰り返し復習すると効果的です。特に物質量の計算問題は頻出なので、定義を覚えて解法を反復練習することが得点アップにつながります。
地学基礎
地学基礎は天文・気象・地質の3分野から幅広く出題されます。暗記が中心ですが、グラフや図の読み取りを組み合わせれば、安定して40点以上を狙えます。
特に地震分野は頻出です。火山はマグマの性質や分類、分布といった知識を関連付けて暗記しましょう。天体・宇宙では太陽や惑星、月、彗星など広い範囲が対象です。さらに、日本の気象や自然現象の基礎を押さえておくと得点につながります。

高卒認定試験過去問と解説

初学者の方は、まず最新年度から確認しましょう。過去問に慣れるだけで、得点は安定します。

よくある質問(Q&A)

A:公表はされていません。難易度に応じて変動すると考えられます。安全に合格するため、各科目50点以上を目標にしましょう。

A:高卒認定は全問マークシート(4〜6択)です。読解と基礎知識の積み上げで十分に到達できます。

A:可能です。苦手科目だけ講座や個別指導を併用すると、学習の迷いが減り、合格までが短くなります。


まずは過去問+要点整理から。最短ルートで50点ラインへ

高卒認定試験は、合格点が公表されていないものの、過去問の傾向から40〜45点前後で到達できる試験です。
まずは各科目「50点以上」を安全圏として設定し、全科目マークシート(4〜6択)という形式に合わせて、読み取りと基礎の取りこぼしを減らす学習を積み上げていきましょう。
一度合格した科目は次回以降も有効ですから、短期間で満点を狙うよりも、取りやすい科目から合格を積み重ねる発想が合格への最短ルートになります。


「テキスト要点→過去問→直し」の小さな周回を重ねるだけで、スコアは安定していきます。
つまずきやすい数学・英語は早めに着手し、図やグラフの読み取りが多い理科は図解とセットで理解を深めると、50点ラインに乗りやすくなります。
2026年度からは新科目「情報」が必修として加わりますので、いまのうちに他科目を進めておくと全体の負担が軽くなります。


出願までに、受験科目の選択や免除の有無を確認し、必要書類の準備を早めに整えることも大切です。
独学で進めつつ不安を感じる場合は、過去問の読み解き方や学習計画づくりをサポートする教材・講座を併用すると迷いが減り、到達までの時間を短縮できます。
まずは最新の過去問と要点整理から小さく始めて、自分のペースで積み上げていきましょう。
困ったときは、J-Web Schoolの動画講義や学習相談を活用して、一緒に最短合格ルートを考えていきましょう。



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 この記事を書いた人
 J-Web School編集部
J-Web School編集部は、2000年から高卒認定分野に特化して情報発信を行っています。
教科担当者と編集者が共同で執筆・監修し、文部科学省の実施要項など一次情報を確認のうえ掲載しています。最新の制度変更にも随時対応し、内容は定期的に更新します。

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