高卒認定試験を受けようと決心したら、さっそく試験申し込み(出願)の準備をしましょう!
しかし出願する上で、不安な気持ちがあったり、そもそも何から始めたらよいのかお困りではないでしょうか?
ここでは出願から試験までの流れを一歩ずつお伝えします!
この記事を読んだ後は、出願への不安はすっきり解消できるはずです。ではさっそく参りましょう!

高卒認定試験を受けようと決心したら、さっそく試験申し込み(出願)の準備をしましょう!
しかし出願する上で、不安な気持ちがあったり、そもそも何から始めたらよいのかお困りではないでしょうか?
ここでは出願から試験までの流れを一歩ずつお伝えします!
この記事を読んだ後は、出願への不安はすっきり解消できるはずです。ではさっそく参りましょう!
試験申し込みに使用する願書は配布期間があります。つまり、年中配布しているわけではありません。
高卒認定試験を受けようと思ったら、まずは高卒認定のスケジュールを確認しましょう。
高卒認定試験の日程や手続き期間は文部科学省のホームページで確認できます。
なお、願書は各都道府県の配布場所でもらうか、郵送でもらうことができます。
詳しくは、文部科学省のホームページでご確認下さい。
願書の見た目です。
余談ですが、表紙のカラーは試験によって異なります♪
この冊子に、高卒認定の申込に必要な願書が入っています。
第1回高等学校卒業程度認定試験 | |
受験案内 | 2023年(令和5年)4月3日(月曜日)配布開始 |
出願期間 | 2023年(令和5年)4月3日(月曜日)~5月8日(月曜日)※5月8日(月曜日)の消印有効 |
試験日 | 2023年(令和5年)8月3日(木曜日)、8月4日(金曜日) |
結果通知日 | 2023年(令和5年)8月29日(火曜日)発送予定 |
第2回 高等学校卒業程度認定試験 | |
受験案内 | 2023年(令和5年)7月18日(火曜日)配布開始 |
出願期間 | 2023年(令和5年)7月18日(火曜日)~9月8日(火曜日)※9月8日(火曜日)の消印有効 |
試験日 | 2023年(令和5年)11月4日(土曜日)、11月5日(日曜日) |
結果通知日 | 2023年(令和5年)12月5日(火曜日)発送予定 |
願書が届いたら、受験案内に従って記入しましょう。受験案内の21ページに記入見本があるため、見ながら書いていくと分かりやすいです。
また、提出が必要な書類も受験案内で確認しましょう。
免除科目がある場合には、申請に必要な証明書を事前に手配し、入手しておきましょう(発行まで1週間~2週間など時間がかかることが多いため)
受験案内には、提出用の封筒が同封されています。封筒の裏に印刷されている必要書類のチェック一覧で、必要書類の最終確認をしましょう。
準備が整ったら、出願期間内に郵便局の窓口で「簡易書留」で郵送します。
その際、郵便局から「書留郵便物等受領証」を受け取り、保管しておきましょう。
提出書類に不備がなければ、受験票一式が文部科学省から郵送されてきます。
受験票は出願締切から届くまでに1か月半以上時間がかかるため、不安に思われる方が多いです…。
受験票が届く時期を把握しておきましょう。
受験票が届いたら、受験票の記載内容に間違いがないか、試験会場の地図が入っているかなどを確認します。
受験票が届かなかったり、受験票に記載されている内容に間違いがあったりする場合には、文部科学省に問い合わせましょう。
試験会場に持っていくものは、受験票、試験会場の地図、受験科目一覧、鉛筆、消しゴム、時計です。
携帯電話を時計代わりに使うことはできません。鉛筆は複数本、転がりにくい鉛筆を持っていきましょう。 消しゴムも2個持っていくと、1つを落としても試験に集中できますのでお勧めです。
高校で2年生以上に進級している人や、1年以上在籍している方は、高校の単位で高卒認定の科目を一部免除できる可能性が高いです。
(たとえば生物基礎を2単位もっていれば、高卒認定で生物基礎は免除科目になります)
該当しそうであれば、さっそく在籍していた高校に単位修得証明書を取り寄せましょう!
また、技能審査に合格している人は、免除になる科目と検定の級を確認しましょう。
免除を受けることができる試験科目 | 名称 | 免除に必要な級 |
世界史B | 歴史能力検定 | 世界史1級または世界史2級 |
日本史B | 歴史能力検定 | 日本史1級または日本史2級 |
数学 | 実用数学技能検定 | 1級、準1級、または2級 |
英語 | 実用英語技能検定 | 1級、準1級、2級または準2級 |
英語検定試験 | 1級または2級 | |
国際連合公用語英語検定 | 特A級、A級、B級またはC級 |
試験の結果は、合格された方には「合格証書」が、一部の科目に合格された方には「科目合格通知書」が届きます。
合格科目がなかった方には、受験結果のみの通知が届きます。科目合格は有効期間が定められていません。合格された科目は一生有効です。
ここまで、高卒認定試験の出願から試験受験までの流れを紹介してきました。
高卒認定試験は、容易に合格できるとは限りませんが、出願から受験までの過程でしっかりと準備をすることで、自信を持って試験に挑むことができます。
出願に不安がある方は、この記事を参考にしながら、スケジュールを把握し、必要な書類や用意するものをしっかりと準備しましょう。
そして、試験当日には自分の力を最大限に発揮して、合格を目指して頑張ってください。
J-Web School / J-Schoolの高卒認定試験専門講師。長年の経験を持ち、受験生をサポートしています。