このページに訪れた方は、高卒認定試験を受験して不合格科目があった方、もしくは合格できるかご不安でいらっしゃった方ではないでしょうか。
試験の合否はその後のステップにも影響を与えることが多く、誰もが気になりご不安に思われているかと思います。
そこで今回は、高卒認定で不合格科目があった時に取れる対策として、目的別に3つの対策をご案内します。
試験の合否待ちの方は、万が一の際の備えとしてぜひご覧ください。
合格を急いでいない人は … 次の試験を受ける!
高卒認定試験は毎年8月と11月に行われます。一度合格した科目はずっと合格扱いとなりますので、次回は不合格科目のみ受験し、合格すれば大丈夫です。再チャレンジをご検討でしたら、ぜひ以下について取り組んでみてください。
次回の試験に向けて、これをやっておこう
前回受けた試験問題を再度解き、自分が分からないところを明確にする
試験で間違えてしまった箇所を確認することで、どの分野が苦手であるのかを明確にすることができます。前回解けなかった箇所を解けるように学習すれば、得点できる範囲が広がります。
なぜ合格点が取れなかったのか考えてみる
合格点に満たない理由を考える切り口として、学力不足以外にも「緊張して力が出せなかった」「試験問題慣れができていなかった」「制限時間以内に解けなかった」などがあります。合格点に達しない理由がわかれば、それに対する対策をすればOKです。
合格を急いでいる人は … 科目履修制度を利用する
大学や専門学校への出願、お勤め先へ高卒認定の証明書提出の予定があるなど、合格を急がれている方もいると思います。そのような場合「次の試験まで待ってられないよ!」となってしまいますよね。
そんなときに検討したいのが科目履修制度です。
科目履修制度は一言でまとめると「高卒認定試験でまだ合格していない科目の単位を修得することで免除科目とすることができる制度」です。
科目履修制度とは
- 通信制高校の単位をピンポイントで修得できる
- 科目履修で単位を修得すれば、未合格科目を免除科目にできる
- 最終的な高卒認定合格のゴールは、試験のみでの合格と変わらない
(たとえば高認で数学が未合格であれば、数学の単位のみ修得できる)
J-Web Schoolの科目履修コースの場合
科目履修コースはいくつかの学校で行われています。J-Web Schoolの科目履修の場合、以下の特徴があります。
- 1科目でも合格科目がある状態で申し込めば、申し込み後3週間ほどで「高卒認定合格見込証明書」が入手できる
- 11月試験の結果を12月に受け取った後に申し込んだ場合でも、年度内(3月末)までに高卒認定合格者となれる(ただし12月中の申込が必要)
- 高卒認定専門校が行う科目履修コースなので、関連書類の手続き方法や注意点に関する経験が豊富。苦手科目へのサポートが手厚い
何から手をつけたら良いか分からない人は … 専門家に相談を
勉強や進路について悩んでいる方は、勇気を出して専門家に相談してみましょう。相談先として、学校の先生や通っている塾の先生、信頼できる媒体であればネットやSNSの利用もよいかもしれません(ネットは匿名性が高いため、情報の利用には十分気を付けてください)。
なお、私どもスクールでお役に立てることがありましたら、お気軽にお声かけください。
私どもスクールではこれまで多くの方の合格から次のステップをご支援させていただいております。
お一人おひとりのご状況に合わせて「今何をすると良いか」を、蓄積した経験から具体的にお話できると思います。
いかがでしたでしょうか?
万が一の時にできることを知っておくだけでも、その後のご不安が軽減されると思います。この記事が皆様の明るい未来へのステップに役立てれば嬉しく思います。